バリウムが不味い理由
どうも
「夏が来たから恋がしたい。という一見納得できそうでよくよく考えてみたら意味不明な台詞が好き」
でお馴染みのタケットです。
健康診断や人間ドッグなどで見かけるバリウム。
胃のレントゲンを撮る際などに飲まないといけないのですが、
味は不味いし、飲みづらいしで苦手な人が多いと思います。
では、なんでバリウムは不味いのでしょうか?
実はわざと不味くしているのです!
バリウムをわざと不味くしている理由
ではなんでバリウムをわざと不味くしているのでしょうか?
それは、バリウムを美味しくしてしまったら胃が動いてしまい、胃酸を出してしまうからなんです。
美味しい物を食べたら、消化しようと胃や腸などが蠕動し、よだれや胃酸などが消化酵素が分泌されます。
すると、バリウムを飲んで行うレントゲン撮影では、胃が動いてしまうためにレントゲン撮影が難しくなってしまうんです。
写真撮るときに被写体が動いていたらブレて見えづらくなるのと似たような原理です。
また胃酸が出てしまうと、バリウムが薄くなったり、胃から流されてしまう可能性があり、胃を撮影できなくなってしまうんです。
こういった点を防ぐために、バリウムはわざと不味く作っているんです。
現在では、バナナ味、レモン味、イチゴ味などいろんな味が出てきたり、
飲む量が少量で済むようになったりと
以前より飲みやすさは改善してきてはいるのですが、
めちゃくちゃ美味しくなることはなさそうですね。
ではでは。