世間の流れ的に「コミュ力と人当たりの良さ」が、今後の医師に必要不可欠なスキル
どうも
「お持ち帰りでお願いしますと言うときに、お持ち帰りと変に敬語を使ってしまってることに違和感を毎回感じる」
でお馴染みのタケットです。
はい。どうもこんばんは。
深夜の新聞部ことタケットです。
お持ち帰りの正しい言い方ってなんなんですかね?
持ち帰りでっていうのもなんか店員さんにキツく言っているみたいで嫌ですし。。。
とまあ、コミュニケーション能力が乏しい僕はこんなことでうじうじ考えてしまったりするのですが、世間の流れを見てみたら、どうやらこのままじゃやばいみたいなんです。
「コミュ力と人当たりの良さ」が、今後の医師に必要不可欠なスキル
「医師になる上でコミュニケーション能力は必要だ!!!」ってことは医大生の方々は耳にたこができるほど聞いてきたと思うのですが、今回は改めて「まじでコミュ力ないとヤバくなるよ!!!」ってのを数字で説明していきたいなと思います。
まず、経団連の企業アンケートでは、新卒採用で「選考に重視した点」で「コミュニケーション能力」が15年連続でトップになっています。
驚きなのは「コミュニケーション能力」が「主体性」や「協調性」よりも求められていることです。
しかも、「コミュニケーション能力」は83%もの企業が求めており、二位の「チームで働く力」の49%と大きく差をつけています。
またm3の記事では、「今後医師にどのような能力が求められるか」という問いに対して、「コミュニケーション能力」が41.9%とこれまた一位になっています。
他にも患者にとって「信頼できる医師」とはどのような医師かという問いに対し、
1位:説明(31%)、2位:対応、姿勢、人柄(25%)、3位:患者の話を聞く(24%)となんと全体の8割がコミュニケーションに関わる項目となっており、技術や知識は4位の14%と、患者にとっての優先順位はあくまで医師のコミュニケーション能力であることが分かります。
他にも、病院内での不快な体験は
1位:対応、態度、口調、姿勢(34%)
2位:診察、治療、検査、処方内容(21%)
とこれまたコミュニケーションに関することがトップとなっています。
ライザップの採用が医師の採用と通じてくる未来
今のライザップの採用は、100人応募があっても3人くらいしか採用せず、その採用基準はコミュ力が高い人や人当たりのいい人だそうです。
意外と、ダイエットや筋トレの知識量などではないんですよね。
では、なぜライザップは、コミュ力が高い人や人当たりのいい人を採用したのでしょうか?
それはコミュ力が高い人や人当たりのいい人でないと、お客さんがトレーニングを続けてくれないからなんです。
というのもコミュ力が高い人や人当たりのいい人は、初見でお客さんに「なんか、この人親しみが持てるな」と感じさせることができ、そしてお客さんは自然と心を開け、トレーナーを信頼し、たとえダイエットがしんどくても、「この人のためなら頑張ろう」と思えるからなんです。
ダイエットは、トレーニングも食事管理も厳しいものです。
なのでお客さんはイライラしやすいです。
そこで、コミュ力がなく、無愛想な人がトレーナーだと、お客さんはさらにイライラし、ライザップでダイエットを続けないかも知れません。
しかし一方で、コミュ力が高い人や人当たりのいい人がトレーナーになると、
お客さんは厳しいトレーニングや食事管理にイライラすることがなくなるそうなんです。
それは、お客さんが「自分のため」だけでなく「トレーナーのため」にもダイエットしようと思うかららしいです。
自分のためだけなら3日坊主になるけど、他人のためならずっと頑張れる。
なんだが、スキマスイッチが歌詞にしそうなフレーズですね。
といった冗談はさておき、ライザップでは上記の理由から、コミュ力が高い人や人当たりのいい人を採用しているそうなんです。
僕はこれを知ったとき、かなり医療の世界にも当てはまるなと思いました。
患者さんは、ライザップのお客さんと同じように、しんどい思いをして、病気の治療をしないといけません。
そうなったとき、コミュ力が高い医師や人当たりのいい医師に出会えるかどうかが大きく患者さんに影響を及ぼすことになります。
これから医師が増えて患者さんの声が大きくなっていき、
またAIの進出により、どんどん医師の仕事が変貌して中で、
患者さんが求める「コミュニケーション能力」の有無は、
今後の医師にとってかなり大きなポイントとなってくると思います。
とりあえず僕は、「お持ち帰り」の正しい言い方から勉強していきたいと思います。
ではでは。
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ありがとうございました。)
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