takettoのブログ

少し笑えて勉強になるブログ。にします。

世にも恐ろしい医学実験

どうも

「プライド高め無能男子、たいてい小太り」

でお馴染みのタケットです。

 

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今日は世にも恐ろしい医学実験と

そこから導き出す僕たちのあり方について書いていきます。

 

 

スタンフォード監獄実験

 

これは世界一危険な実験とも言われています。

 

これは、1971年にアメリカの心理学者「フィリップジンバルドー」が

スタンフォード大学にて疑似刑務所を作り、行った実験です。

 

現在は禁止されています。

 

方法としましては

性格が温厚な人物21人をあつめ、看守役に11人、受刑者役10人に分けます。

 

そしてリアリティを持たせるために、

受刑者役には

パトカーに乗せ実験施設まで連れて行き、

全裸にして、シラミ駆除剤を全身にばらまき、

足かせを付けさせました。

 

また看守役には、警棒やサングラスなどを装備させました。

 

その結果なのですが、

一日目は看守役は「命令を出すのは非常に心地が悪かった」と言っていたのですが、

二日目には看守役は徐々に威嚇を始め

三日目には行使バケツに排泄させ、独房を使い出したりと看守の権力を行使し始め、

五日目には受刑者を四つん這いにさせ、動物の×××をさせたりし

六日目には受刑者がストレス障害を起こし

実験中止となります。

 

その時に受刑者役の人で「話が違うじゃないか」と実験の中止を嫌がる人もいたそうです。

 

後日、受刑者役の人に話を聞くと

「あのときの自分は別人だった」

と言ったそうです。

 

ミルグラム実験

 

これは、記憶に関する実験と称し協力者40人を集め、

協力者には教師役をしてもらい、

教師役が問題を出し、生徒役が不正解だったら電気が流れ、

また不正解ごとに電圧が強くなっていくという実験です。

 

最終的には450Vほどになり、人間が耐えきれないほどの電気が流れるようになっています。

 

もちろん生徒役は前もって用意した音声で対応し、教師役が電流スイッチを押して、

電気が流れたら、電圧に応じて悲鳴が出るようにしていました。

 

結果なんですが、最初は教師役の人々は

「こんなのかわいそうだ、実験を辞めてしまおう」と生徒役を心配していましたが、

その後白衣を着た男がきて、

「君には一切の責任を負わせないようにするから、実験が滞りなく進むよう

電気をしっかりと流しなさい」

というと

なんと40人中26人もの人間が電流スイッチを押したそうです。

 

しかも、マックスの450Vまで。

 

これらの実験を踏まえた僕たちのあり方

 

先ほどのミノグラム実験なんですが、

事前アンケートではほとんどの人が「電流スイッチを押すことは出来ない」と答えていたそうなんです。

 

このように、スタンフォード監獄実験といい、ミノグラム実験といい、

人間というのは環境によって一番影響されるのです。

 

スタンフォード監獄実験では、元々は温厚な人たちであったのに、

人が変わったように残虐なことが出来るようになり、

ミノグラム実験では、立場や特権を与えられると人間は、

簡単に人を傷つけてしまう可能性があるということが分かりました。

 

でもこういうことって身の回りでもありませんか?

 

そうです。例えばイジメ問題です。

 

これは周りがイジメているからイジメてもいいんだ、イジメないといけないんだという状況でどんどん悪化していきます。

 

そしてパワハラ問題とかもそうですよね。

 

権力を持って、自分は優位に立っているんだと勘違いして、人を傷つけてしまいます。

 

このように、僕たちの周りにも環境によって悪い方向になっている現象があります。

 

ではどうすればいいんでしょうか?

 

まずは簡単に環境を変えてしまうことです。

 

そして、自分の心理は自分が一番分かっていると言うことを認識することです。

 

僕もですが、知らない間に加害者にならないように注意しましょう。

 

ではでは。

 

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