【医学】チョコレートを食べると鼻血が出るってほんとなの? 医学的理由や都市伝説まとめ。
どうも
「飲み会と普段のテンションが激しく違う女性は、すぐ人の悪口を言う」
でお馴染みのタケットです。
「チョコレートを食べると鼻血が出る」
ってよく聞くと思います。
僕も小さい頃、よくそのような事を母に言われて
お菓子を食べることを注意されました。
今日は、そのことをさまざまな角度から調べていきたいと思います。
鼻血が出るメカニズム
鼻血は鼻中隔になる「キーゼルバッハ部位」の損傷でよく起きます。
「キーゼルバッハ部位」は、
血管が豊富で、浅いとこにあり、粘膜も薄いために
少し傷つくと出血します。
鼻くそをほじってる最中に鼻血を出すのは、
ここの血管を傷つけてしまったからです。
チョコレートで血管が傷つくから?
チョコレートには砂糖が多く含まれています。
そしてチョコレートを食べて糖を摂取すると
体内でインシュリンが分泌されて、
インシュリンの作用より血管が収縮し、血圧が上昇します。
(ちなみにインシュリンには血管拡張作用もあり、高血圧の治療にも用いられてるそうです。)
すると血管への負担が大きくなるので、
「キーゼルバッハ部位」の血管が切れて出血するという訳です。
他にもチョコレートには、カフェインなど
交感神経を刺激する作用があるものが入っているので、
より血管が収縮し血圧が上昇し、
血管へのダメージを与えやすいのだと思います。
花粉症の時期など、鼻をよくかんで、「キーゼルバッハ部位」の血管に
傷があれば、なおのこと鼻血が出やすいらしいです。
ただの都市伝説であるという説
先程の考えのように、
チョコレートを食べたら脆い血管が破れて出血するなら
一回手術を受けた人は、傷跡から出血するだろうし、
カサブタがある人はそこから出血することになります。
しかし、そんな話は全然聞きません。
なので、「チョコレートを食べると鼻血が出る」
というのは、ただの都市伝説ではないかというのが
一般的な意見です。
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牛の血で出来てると勘違いされてた説
明治の時に日本で初めてチョコレートが販売されたのですが、
その当時の日本人は、そもそもチョコレートの原料である
牛乳を飲む習慣がなく、むしろ牛乳は嫌悪されていました。
そこで誰かが、
「チョコレートは牛乳という牛の乳で出来ている」
を聞き間違えて
「チョコレートは牛乳という牛の血で出来ている」
と勘違いして、それが広まり
「チョコレートを食べると牛の血を摂取することになるから
体内の血の量が増えて鼻血が出る」
と言う風になったそうです。
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お母さんがチョコを子供に食べさしたくなかった説
戦後間もない頃、チョコレートは高級品でした。
しかし、その当時日本にいたアメリカ兵が日本の子供たちに
チョコをあげます。
その美味しさに感動した子供たちは家に帰って
お母さんにチョコ買ってとおねだりします。
しかし、戦後間もない頃に高級品であるチョコを買うことは中々出来ません。
そこで、昭和のお母さんたちが
「チョコレート食べたら鼻血が出て体に悪いからダメ」
と言ったという説もあります。
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モテない男がバレンタインデーを無くそうとした為
モテない男が、いつもバレンタインデーでチョコも貰えず
悲しい思いをしたと言うことで
「この世からチョコを無くしたい」という一心で
「チョコレート食べると鼻血が出る」
というデマカセをいった説もあります。
ちなみに、この男は高校生の時の僕です。
誰か一ヶ月後のバレンタインデーでチョコ下さい。
ではでは。