【医学】寒いと体がブルブル震える理由、シバリングとは何かをまとめてみました。
どうも
「雪が降ったことで一番喜んでいるのは、インスタのストーリーに雪をあげる女子
とかではなく、広瀬香美」
でお馴染みのタケットです。
※この記事は約3分で読めます
もうあちこちで雪が降ってきましたね。
冬将軍到来ってやつでしょうか。
僕の大学がある田舎にも雪が降ってきて、
傘が無い僕は瀕死の思いをしながら帰りました。
しかも傘買いにスーパー行っても売り切れとか言い出したので、
めちゃくちゃ機嫌悪す激おこプンプン丸です。
僕が風邪引いたら完全に今日の雪のせいです。
もう雪なんか大嫌いです。
BMI18のガリガリの僕には寒さは天敵です。
てか、みんなも寒いの嫌いでしょ、aren't you? (突然の付加疑問)
しょうみ、雪降って喜んでいるのは広瀬香美だけですよ。
「ロマンスの神様」何年流れてるんだよ。
めちゃくちゃ前置き(文句)が長くなりましたが、
寒い時って体がブルブル震えるじゃないですか。
歯がガクガクして、うまくしゃべれなくなったり、
手がブルブルして、うまくものを掴めないとか
オシッコした後、身震いしてしまうとか。
あれは、なぜなのかを書いていきたいと思います。
身震いの名前
身震いの正体なんですが、実はちゃんとした医学的な名称がありまして
「シバリング」という名前があります。
英語では「震え」を「shiver」といって
それに~ingを付けて
「震えてる」ことを「shivering」、「シバリング」と
いうらしいです。
(こんな可愛い子がシバリングしていたら、ハグというカバリングをしたくなりますよね)
(。。。)
(ジャンポケ斉藤:はーーーーい!!!)
震える理由
人は恒温動物といって、体温を一定に保とうとする生き物なので
寒い環境のなかでは、体温を奪われないように、
熱を産生しようとします。
そして脳が骨格筋(体の筋肉)に指令を送り、
骨格筋が震えて、体温を上昇させます。
その骨格筋の震えが「シバリング」です。
風邪の時にシバリングするのは、
体温を上昇させて、体内の菌を死滅させるための
防御反応です。
手術後も、よくシバリングが起きるそうです。
それは術中に、麻酔により血管拡張が起き、また体が冷えてしまうことの
代償反応です。
震える理由(少しレベル高めの話)
脳が骨格筋に指令を送るといいましたが、詳しくはこうなります。
皮膚からの温度情報
↓
脳の視索前野
↓
視床下部背内側核
↓
淡蒼縫線核
↓
脊髄
↓
骨格筋
緑色が書いたところは普段は抑制がかかっています。
なので、骨格筋が動かないように脳が指令を常に送っているのです。
しかし、皮膚からの温度情報で、異常に寒いと感じたときは
その抑制がなくなり、
赤色で書いたように興奮性の信号が伝わり、
骨格筋が動き始めます。
また、人間は少し寒いくらいなら
体温調節中枢から信号が出て褐色細胞組織の代謝性熱産生で
耐えようとするのですが、
異常に寒いくて、その代謝性熱産生だけでは体温を調節できないときは
本来なら運動中枢に支配される骨格筋を利用して
「シバリング」を行って、さらなる熱産生をしようとします。
とはいっても、「シバリング」がなぜ起きるのかは
未だに詳しく分かってないところも多いらしいので
興味がある方は、将来これについて調べてみてはどうでしょうか?
(急な他力本願)
ではでは。